2007年11月5日月曜日

サスティナブルな社会




2007(h19)11.03
日本経済新聞

サスティナブルな社会。
住宅の話
戦後住宅・生活様式は洋風化(椅子やベッドの生活)した。だから親の家をもらったとしても生活に合わせて建て直した。オイルショック当時日本の家庭ではほとんど冷暖房はなくあったとしてもストーブやコタツのような暖房機器であった。クーラーが広まったのはその後であり、エアコンが全室完備されるのはごく最近である。
エアコンなしの生活にもどれとは言わない。日本の住宅は最近までエアコンをつけるような生活に合った住宅ではなかった。つまり、断熱性と気密性が低く、風通しの良い家が良い家とされた思想が根底にある。
今後、家は高耐久化していくだろう。日本人の家はどのようなものが持続可能性を作り出せるだろうか。今後の新築住宅はその責任がある。

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